男性の皆さん、オナニーしてますか?
成人男性で今まで自慰経験が無いという方はいないのではないでしょうか。
パートナーに気を遣う必要もなく、いつでも気軽に快感を得られる自慰行為は、ストレスだらけの現代社会において必要不可欠です。
とはいえ、毎度毎度、手やオナホで抜くだけというのもありきたりですよね。
男として生まれたからには、より変わったオナニーを追求してみたくはありませんか。
今回ご紹介するのは、「ドライオーガズム」です。
性情報に敏感な方なら一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、大半の人はご存じないかと思われます。
ドライオーガズムとは射精を伴わない絶頂のことであり、通常のオナニーで得られる快感とは違った感覚に至れるのです。
この記事では、ドライオーガズムの方法やコツについて解説いたします。
目次
ドライオーガズムとは?
ドライオーガズムとは、男性における射精を伴わない性的興奮の絶頂を指します。
ドライオルガズム、ドライオルガスムスと表現されることもありますが、ドライオーガズムの方が聞き覚えがあるのではないでしょうか。
対して、通常のペニスオナニーで行われる射精を伴うオーガズムを、「ウェットオーガズム」と呼びます。
精通前の少年は射精をしていないため、自然とドライオーガズムとなりますが、思春期前にオナニーをするなんてあまり聞いたことがないですよね。
何らかの性機能障害で射精が出来なくなった場合もドライオーガズムと指すことがありますが、この記事で紹介するドライオーガズムは、あくまでも健常な男性が至る現象であることをご承知おき下さい。
ドライオーガズムは、主に前立腺への刺激などによって達成します。
パートナーに刺激されても達することがありますが、それはごく稀な例です。
基本的には自慰行為によって達するもののであり、この記事はそれを目指すものであります。
射精をしない結果として、何度もオーガズムに達することができることや、ペニスだけではなく全身を快感が襲うことから、女性が経験するオーガズムに似た現象が起こるとされているのです。
女性がイったときの快感は、男性がイったときの快感の数倍だという話を聞いたことがありますか?
ただの射精だけでも気持ちいいのに、それ以上の快感なんて想像がつきませんよね。
そのため、ドライオーガズムは未知の快感だと巷で囁かれているのです。
まずは前立腺の開発が必要
ここからはドライオーガズムのやり方について解説していきます。
ドライオーガズムが前立腺を刺激して快感を得るものと説明したように、まずは前立腺の開発が必須です。
しかし、言葉にするのは簡単ですが、実はこれが中々難しいのです。
よく風俗などで「性感マッサージ」といわれる行為はこの前立腺への刺激が主なのですが、あまり満足できずにお金だけ払ったとのクチコミは後を絶ちません。
それもそのはず。そもそも前立腺は最初は性感帯と呼べるほど気持ちよいものではなく、前立腺の刺激だけでオーガズムに至るにはかなりの経験が必要なのです。
とはいえ、ドライオーガズムには前立腺への刺激は必須事項でもありますので、まずは快感を得るために体を目覚めさせることが必要なのです。
前立腺の開発には時間がかかる
未経験の人が前立腺を刺激されたところで、いきなり気持ちよくなることはありません。
前立腺探しは肛門から指を侵入させて違和感を探る事から始まるのですが、肛門に入れるのも肛門に指を入れるのも入るのも違和感であれば、前立腺に触れるのも違和感と、違和感だらけなのです。
これでは、快感を得るどころではありませんよね。
違和感を慣れされるという意味で、前立腺の開発には時間がかかるのです。
前立腺とは?詳しく解説
そもそも、前立腺とはどこにあるのでしょうか。
言葉自体は知っていても、正確に説明できる人は少ないと思われます。
前立腺とは、膀胱の真下の部分にあり、男性だけにある精液の一部を分泌している器官のことです。
直径はほぼ500円玉くらいの大きさであり、「クルミ」の大きさで表現されることが多いとされています。
前立腺は、精子を尿道に送る役割があるほか、オシッコにも関係しています。
前立腺が肥大するなど異常が発生した場合は、尿漏れや頻尿などのトラブルが発生するのです。
実は、前立腺の機能にはまだまだ解明されていない事が多く、他にも機能しているのではないかといわれながらも、未だに明らかとなっておりません。
初めから誰もがドライオーガズムを得られるわけではない
以上で説明した通り、ドライオーガズムに達せられるようになることは簡単ではなく、人によっては数年経ってもドライオーガズムに達することができないともされています。
やはりそこは個人差がありますので、どうしてもドライオーガズムに達したい人は、コツコツと前立腺を開発し続けるしかないのです。
ドライオーガズムに導くやり方とコツ
準備が必要!肛門をほぐす
肛門の中にいきなり指を挿入しようとすると、不快感を強く感じたり、肛門を傷つける恐れがあります。まずは、肛門をよくほぐしてから挿入するようにしましょう。
肛門の周りにワセリンやローションなど滑りのあるものを塗ります。
肛門の準備が出来たら、ゴム手袋を装着した指でマッサージするような感じでほぐしていきます。
前立腺オナニーのやり方
ここからは、いよいよ本番です。
前立腺オナニーのやり方は、まずは前立腺を探るところから始まります。
こればかりは個人差がありますので、自分で探すほかありません。
ゴム手袋を装着した指を、肛門から人差し指の第二関節くらいまで侵入しましょう。
そこから指先をペニス側に少し曲げた位置にあるのが前立腺です。
優しく刺激する
前立腺を見つけたら、指先でこすってみたり、つついてみたりと軽い刺激を与えつつ、不快感を感じない程度にマッサージしてみます。
30分くらい続けていくと、徐々に気持ちよさを感じるようになり、うまくいけばドライオーガズムに至れるのです。
エネマグラを使った前立腺オナニー
指での刺激では気持ちよさを感じづらい方は、エネマグラを使った前立腺オナニーがオススメです。
①エネマグラを肛門に挿入する
深呼吸を行い、息を吐きながら、エネマグラをゆっくり挿入します。
②15分ほど休憩
いきなりエネマグラを動かすと違和感に苦しむことになりがちです。
挿入したら、まずはそのまま放置しましょう。
この間、AVなどを見て性的興奮を高めるとより効果的となります。
肛門括約筋を動かす
排便を我慢しているときのように、肛門周りの筋肉を締めたり緩めたりします。
すると、エネマグラが自然と前立腺の位置に触れるようになります。
もちろん最初はうまくいきませんが、筋肉の動かし方に慣れることによって、どの辺りを動かせばエネマグラが刺激してくれると理解できるようになってくるのです。
コツとしては、エネマグラは挿入したまま動かさず、お尻の力で位置を調整するようにしましょう。
オナ禁は前立腺オナニーに効果的⁈
前立腺オナニーは性行為ですので、やはり性的に興奮しているか否かが重要です。
普通のオナニーでも、しばらくオナ禁したあとは格別の気持ちよさですよね。前立腺オナニーをする際も、性欲が溜まっている状態で行うことでより気分が昂りやすくなるのです。
前立腺オナニーで感じるためのコツ
①道具の準備
あらかじめ必要なものを手元に全て揃えておくことで、安心した状態で前立腺オナニーを行うことが出来ます。
・ローションやワセリンの潤滑剤
・ゴム手袋
・コンドーム
・ティッシュ
・エネマグラ
これらは必ず用意するようにしましょう。
潤滑剤は肛門の外側や内部をほぐすのに必要ですし、ゴム手袋は安全性や衛生面から必須の存在です。
コンドームは、あらかじめペニスに装着しておくことでうっかり射精してしまった際や、カウパー液などで周りを汚すことがありません。
ティッシュはローション、汗、精液を拭き取るときに利用しましょう。
エネマグラは指だけでは物足りなかった際に手元に置いておくと便利です。
②爪を短く切る
前立腺オナニーをする際は、爪を短くしておくことが大切です。
ゴム手袋をしていても先がとがっていたり角ばっていたりすると、痛みの原因や直腸を傷つける原因にもなりかねません。
安心してオナニーをするためには必ず爪は切っておきましょう。
③肛門のマッサージを入念に行う
肛門のマッサージは肛門をほぐす意味でも重要ですが、リラックス効果も期待できます。
よく風俗でも行為の前にマッサージをしてくれますよね。
性行為にはリラックスしていることが快感の有無に関わりますので、事前に丁寧なマッサージをすることによってより良いオナニーが出来るのです。
大事な要素なので、面倒くさがらずにマッサージはきちんと行うようにしましょう。
④前立腺オナニーに集中する
オナニーに集中することによって、快感度は大きく変わってきます。
急にスマホが鳴ったり、家のチャイムが鳴ったりしては気が散ってしまいますよね。
心も体もエッチなモードに切り替えることによって、ドライオーガズムしやすい状態を作りましょう。
スマホの電源は切り、時間は来客や郵便配達のない深夜帯が狙い目です。
近所の環境音が気になる方は、ヘッドフォンを装着してヒーリングミュージックを流すのもおススメです。
⑤体調を整える
リラックスしてオナニーに集中できるようにするには、体調が良くないといけません。
風邪気味など体が弱っているときにムラムラしてペニスオナニーをすることはあると思いますが、前立腺オナニーはペニスオナニーほど簡単に快感を得られるわけではないのです。
体調が悪いときは前立腺オナニーは控えましょう。
もちろん、肛門を刺激するのでお腹を下しているときに行うのも厳禁です。
⑥定期的に前立腺オナニーをする
初めての前立腺オナニーで快感を得られる人というのは、ごく稀です。
どうしても最初は違和感がつきまとってしまうため、しばらくは身体に慣れされることが優先となります。
1週間に1回や2回など、自分のペースで定期的に前立腺オナニーを行いましょう。
違和感が薄れていけば、快感に集中できるようになり、いつしかドライオーガズムに至れるのです。
ドライオーガズムは前立腺以外でも得られる
乳首責め
乳首は女性だけでなく男性の性感帯でもあります。
乳首をつまんだり、乳輪をなぞるように刺激することによって、気持ちよさを感じることが出来ます。
ローションを塗って感度を上げれば、前立腺を刺激しなくともドライオーガズムに至れるかもしれません。
痛みに快感を感じる人は、乳首を洗濯ばさみなどで挟むのも良いでしょう。
亀頭責め
前立腺オナニーは前立腺を開発したり回数をこなすことでようやく気持ちよくなりますが、手っ取り早く快感を感じたいのであれば、やはり性器への刺激がオススメです。
自身で尿道を責めたり、鈴口をくすぐったりすることによって快感へ導き、射精しそうになったら休憩します。
これを繰り返すことによって、射精することなくドライオーガズムに至ることができるのです。
刺激が足りないという方は、ローションを使えば、より効果的となります。
会陰の刺激
会陰(えいん)とは、肛門と陰嚢の間にあるツボのことです。
会陰は精力絶大のツボともいわれており、刺激することで快感を得ることが出来ます。
非常にデリケートなツボなので、強い刺激は厳禁です。
ちょっとへこんだ部分を指1本で優しく指圧したり、撫でたりしましょう。
10秒ほどマッサージしてゆっくり離すの繰り返しを続けることで、オーガズムに導きます。
オナニーに使用するだけでなく、定期的にマッサージすることによって、精力がアップするというメリットもあるのです。
ドライオーガズムを得ることによるメリット
賢者タイムがない
男性なら誰もが経験したことがあるでしょうが、射精のあとには急激にテンションが下がる「賢者タイム」というものが存在します。
これは人間の生態において必ず起きてしまうものなので防ぎようがありません。
しかし、ドライオーガズムでは射精をしないため、賢者タイムが起こることはないとされています。
これはどういうことかというと、射精後の虚しさを感じることがなく、いつまでも快感や幸福感の余韻に浸れるのです。
前立腺オナニーの上級者が何度も連続でイける仕組みは、賢者タイムがないという点が大きく挙げられます。
愛撫がうまくなる
ドライオーガズムを目指すには、前立腺への丁寧な刺激が必要となります。
これはそのまま女性への愛撫に活かすことができるため、前立腺オナニーを繰り返すことで、テクニシャンにもなれるのです。
前立腺オナニーのときと同じように、女性のクリトリスやGスポットを優しく刺激することで、女性をイかせてあげられるようになります。
新たな性感帯の発見
前立腺オナニーは当然のように前立腺を刺激しますが、その最中には他の部分に刺激を与えます。
乳首、耳、おへそなど触っていることによって、自分でも知らなかった性感帯を発見することが出来るかもしれません。
性感帯が増えれば、今後の性行為が捗りますよね。
前立腺オナニー中は、今まで触ったことのない場所を触ってみるのも面白いかもしれません。
まとめ
ここまでドライオーガズムについて解説してきましたが、実は、ドライオーガズムの方がウェットオーガズムより気持ちよさが上だと明らかになっているわけではありません。
通常の男性はウェットオーガズムの刺激に慣れているので、たまにドライオーガズムを経験するといつもと違った快感を得られるため、ウェットオーガズムより気持ちいいと認識してしまうのです。
それって結局は気持ちよさが上ってことじゃないの?
と思われる方はいるかもしれません。
しかし、実際は個人差がありますので、人によってはドライオーガズムよりウェットオーガズムの方が気持ちいいと思う方もいるのです。
極論を言ってしまうと、両方やってみなければわからないということになります。
ドライオーガズムを経験した結果、ハマってしまうか、いつものオナニーに戻るか、それとも気分によって使い分けるかはその人次第なのです。
最近は通販サイトでエネマグラなどの道具は気軽に手に入れられるようになりました。
興味を持った方はぜひ、ドライオーガズムに挑戦してみてください。